ギャングがホテルの客室から転落死。敵対するギャングの仕業かーー。 ホテルの客室から男が転落死する。男はイーストハーレムを牛耳るプエルトリコ系ギャング『エル・プーニョ』のボス、パントゥロ・トーレスだった。トーレスは掌と胸に被弾しており、客室で撃たれて落ちたことが分かる。敵対するギャングに殺された可能性があり、弔い合戦を避けるべく、マックはエル・プーニョの創始者ルーサー・デヴァーロに会いに行く。ルーサーは十五年前、ギャングを殴り殺してマックに逮捕され一週間前に出所していたが、今は相談役のような立場になっており、ルーサーの弟リックかリサ・ブリゴーザが次のボスになると見られていた。ルーサーは、メンバーには各自の考えがあると言うが、トーレスの埋葬が終わるまで自分は何もしないとマックに請け合う。