1995年では、慣れないホステスの仕事で過労を重ねたミホが病に倒れる。ミホの手術には多額の手術代が必要で、妹を想う錦は、弱みにつけこむ堂島の策略に翻弄されていくことになる。2005年では、大阪でアイコを探し続けていた桐生と由美が、近江連合の郷田会長と対面し、翌日の深夜零時までに百億を返すことを約束させられる。そうした折、大阪にいたはずの大石が死体となって神室町で発見される。しかも、その死体には悪魔によって逆さ五芒星が刻まれていた。二年ぶりの悪魔の出現に騒然となる神室町。そんな中、アイコから届いた手紙を頼りに娘の遥が一人で飛び出してしまう。