地震発生から一夜が明けた。医薬品が尽きつつある河野医院で不眠不休の治療にあたる進藤一生(江口洋介)だが、そんな時、行方不明だった院長の妻、敬子(山口美也子)が次男の和也(小栗旬)に背負われて帰ってきた。敬子の症状を診た進藤は、クラッシュ症候群を疑う。 東都中央病院には、次々と、患者が運び込まれ始める。恋人の加賀裕樹(石黒賢)と連絡が取れない不安の中、患者の治療にあたる小島楓(松嶋菜々子)。そこへ寺泉隼人(仲村トオル)が妻の香織(渡辺典子)を運び込んできた。香織にもクラッシュ症候群の兆候が現れていた。そこへ進藤が敬子と和也と共に現れた。