生まれ変わった「東帝大学病院」のブランディングを強化するため、「メディカルソリューション本部」の本部長・蜂須賀隆太郎(野村萬斎)が新たな人材を“サポート役”として呼び寄せた。その人材とは、以前「東帝大学病院」でも働いていた外科医・森本光(田中圭)! 大門未知子(米倉涼子)のような外科医になりたいと憧れるも、腕も自信も到底及ばず、頼りない男だった森本…。だが今では、ある事情から配信し始めた動画がバズり、若手医師たちのカリスマ的存在に! “医療系インフルエンサー”として多大な影響力を手にした森本は、昔とは打って変わり、威風堂々と「東帝大学病院」に凱旋。尊敬する未知子に対しても、「これからの医者の武器はメスじゃない。影響力だ」と大口を叩く。そんな中、未知子はたまたま入った定食屋で、店主・七宮安江(根岸季衣)の体調に問題があることを察知する。検査の結果、安江の胃がんがかなり進行していることを知った未知子は、早急なオペが必要だと判断。「東帝大学病院」ではパンデミックの影響で延期していたオペが再開され、手術室は連日埋まっている状況だったが、なんとかピンポイントで空いていた手術室をおさえる。ところがその矢先、院長代理・蛭間重勝(西田敏行)の手引きで環境大臣が緊急入院! 手術室を横取りしてしまう。しかも、もともと手術や長期入院に消極的だった安江は、未知子に無断でそそくさと退院してしまい…!一方、蜂須賀は森本とがっちり手を組み、精力的な広報活動を展開。森本の動画にも登場し、「東帝大学病院」の公式チャンネルを開設することを発表する。自らの影響力の強さに陶酔する森本。ところが…そんな彼の前に、安江の娘・七宮萌香(白石糸)が出現。安江が以前から具合が悪かったにもかかわらず、我慢して病院に行かなかったのは森本の動画のせいだ、と食ってかかり…!?