現代の東京・渋谷で俗に「ニュージェネレーションの狂気(ニュージェネ)」と呼ばれる不可解で猟奇的な事件が連続して発生する中、渋谷のとあるビルの屋上のコンテナハウスで引きこもり寸前の生活を送っているオタクの高校生・西條拓巳は、インターネットのチャットで「将軍」と名乗る人物が書き込んだリンクで、次のニュージェネの事件を顕示させるような残酷な画像を目撃する。 翌日、拓巳は「将軍」が示した画像のとおりの凄惨な事件現場に遭遇し、そこで咲畑梨深と出会う。そして後日、拓巳が学校へ行くと教室の隣の席には梨深がいた。梨深は「自分は以前からの友人である」と拓巳に語り、クラスメイトの三住大輔もそれに同意するが、拓巳には覚えがない。 同時に、事件に関わりのある少女達が次々と拓巳の前に現れ、渋谷で起こる数々の猟奇事件に巻き込まれてゆく。その際、拓巳の"妄想"が事件のキーワードとなる。