トンネルの爆発事故に乗じて逃亡した永井(江口洋介)は、重体に陥っている陸(鈴木宗太郎)を案じて病院へと戻って来た。そんな中、峰島(阿部寛)は永井が現れることを確信し、病院の警備を固めていた。病院へ入ることを阻まれた永井は、やむなく病院を離れる。その後、永井は親友の弁護士・東治郎(尾美としのり)の前に姿を現す。東は「出頭して裁判を受けろ。俺が無実を証明してやる!」と助言するが、永井は自分の手で犯人を捕まえたい、と協力を要請。協力を約束した東は、永井を恨んでいる者の犯行ではないかと考え、調査のため永井を残して事務所へと出かけて行った。その頃、峰島は捜査一課管理官・国枝真澄(加藤浩次)から「東が弁護士の接見をキャンセルしてきた」と聞き、永井の居所を確信し…。