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Poster 救命病棟24時 シーズン1 妻への贈り物 1999

救命病棟24時 シーズン1 妻への贈り物 1999

 海水パンツ姿の男が救急車で運び込まれる。その日が休みの菊池医師(金田明夫)だった。付き添っている志乃(土屋久美子)が菊池夫人と思われたが、志乃は小料理屋のおかみだった。たまたま、そこへ菊池夫人の美和(竹井みどり)がやってきた。看護婦のゆき(須藤理彩)が持ってきた「愛する志乃さんへ」のカード付きのプレゼントを見て怒り、菊池の症状は悪化する。楓(松嶋菜々子)が化粧をしてやった多恵(高田敏江)は大腿部を骨折している。ガンも転移し、おまけに夫の正勝(三橋達也)のことも分からない痴呆症患者である。やってきた正勝に楓は、「奥様がお待ちかね」と病室に案内するが、多恵は夫の方を見向きもせず、入ってきた進藤(江口洋介)のことを「主人よ」と楓に紹介する。午後、脳死状態だった高木が死ぬ。楓は高木の新婚の妻、マキ(宮沢美保)に「奥様が毎日のようにいらしてだんな様も幸せ」と言うが、マキは「病院へ来るのがいやだった」と反発する。帰っていった志乃が再び顔をだし、菊池を見ている美和と女の戦いを展開して帰る。菊池と志乃との間には男女関係はなかったらしいが、怒った美和も「離婚する」と帰ってしまう。多恵の病室では、やってきた正勝を多恵が追い出そうとする。正勝は「もうダメ」と落胆している。楓はその正勝を励ますが、正勝に「あなたなんかに何ができる」と言われる。進藤は絶望して帰ろうとする正勝を早紀(高田美佐)の病室に案内する。「妻だ」と紹介した進藤は7カ月も植物状態であることを明かしていく。

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