直子(榮倉奈々)と雅人(ARATA)を決して許さないと言い放ちその場を去った康志(溝端淳平)の狂気はとどまるところを知らなかった。すべてが2人の関係を許さない状況になればなるほど2人の結びつきは強固なものになるのだった。2人は病院をやめることを覚悟する。 2人の関係が雑誌に掲載され、病院では霧島教授(佐野史郎)が嬉々として雑誌をコピーし、滝ノ原教授(升毅)は茫然自失。そんな中、直子の親でもあり雅人の兄でもある洋介(阿南健治)と久子(キムラ緑子)は真相を明らかにしようと彩(菅野美穂)のもとをたずね牛窓の実家から上京する。 信じられない、真実ではないのだろうと迫る2人に彩は、直子と雅人の関係は事実だと両親に告げる。雅人がピッツバーグに向かったのも直子のことを忘れるため、康志も直子にとっては雅人を忘れるための存在でしかなかったと涙ながらに語り、2人を許してあげて欲しいと訴える。が、これもすべて彩のある計算からきている行動だった。 洋介と久子は直子の家を訪ねる。直子と雅人の関係を終わらせようと久子は直子を、洋介は雅人を説得にかかる。久子は自分自身のある驚きの過去についても直子に打ち明けるのだった。 康志はマスコミに情報を売り続け、続報が世の中をかけめぐることに。 直子と雅人、そして実家の両親までも追い込んでいく内容が・・・。