鬼塚(反町隆史)は校舎の屋上から飛び降りた吉川のぼる(小栗旬)を間一髪のところで助けた。のぼるは、クラスのボスである相沢みやび(中村愛美)をはじめとする女子生徒3人組から集中的にイジメられていたのだ。怒った鬼塚は冬月(松嶋菜々子)の制止を振り切って、みやびをビルの屋上から逆さづりにした。母親がワイドショーのコメンテーターをしているみやびはそれを逆手にとり、鬼塚が全校朝礼で土下座して謝らないとテレビで「事件」をバラすと、教頭の内山田(中尾彬)や中丸に迫った。のぼるにとって鬼塚は学校内で唯一の後ろ盾であったことから、のぼるも鬼塚に土下座することを懇願する。「土下座をして相沢たちからの許しを乞い、吉川のぼるを守るか」、「土下座を拒否して学苑を去り、吉川を見殺しにするか」、鬼塚は究極の選択を迫られた。