野村朋子(黒田美樹)がスカウトされて沖縄のタレント養成所に入るために高校を辞めたいと言い出した。高校生と、芸能界の両立ははっきり言って事実上不可能であった。「高校生を続け、友達と楽しい高校生活を満喫する。一方で何の変化もない毎日を過ごすだけ。」を選ぶか、「高校を中退して養成所に行き、夢を叶える。一方で友達もいない、何事も全て一人でしなければならなくなる。」を選ぶか、野村は究極の二択を迫られていた。それを聞いた朋子の両親や冬月(松嶋菜々子)は猛反対。思い止まるよう説得する冬月だったが、かつて自分が就職試験に失敗した航空会社がスチュワーデスの中途採用を実施することを友人・夏目みゆきから聞かされ、動揺する。周囲が反対する中、鬼塚だけは「日本一のアイドルを目指せ。」と野村の背中を押す。周囲の反対できっぱりと決断できずに苦しむ朋子を見て、鬼塚は朋子に無理やり退学届を書かせてしまう。