劉煌は、もはや慶狼に従う気が無い事を趙香に告げる。が、その時、慶狼の魔眼が怪しく光って・・・。一方、洛昌に着いた岱燈達は、以前とは全く違う街の様子を眼にする。美しかった洛昌の表通りが瓦礫と屍人に埋め尽くされているのだった。死後も屍人として操られ続ける住民を眠らせるためにも、岱燈たちは、慶狼と魔剣・萬祥史明を討つべく蔡緋城を目指す。溢れ返る屍人の群れを抜け、ようやく城門にたどり着いた岱燈たち。彼らを待っていたのは、捕らわれていたはずの劉煌だった。だが、劉煌は、萬祥史明の術中に陥ちており、操られるがまま岱燈に襲いかかってしまう・・・。